Arduino UNO互換ボード ― 2014年10月24日
Arduino UNO互換のボードを購入しました。SainSmart UNO R3です。
UNO R3からUSBインターフェースにATmega16U2を使用しているので大変興味があったので互換機を探していました。AmazonでSainSmart UNO R3を見つけ、価格で即クリックとなりました。ついでにLCD4884 Shieldもクリックしてしまいました。
初期テストを兼ねてサンプルスケッチを動かしています。
Arduino Leonardo、Arduino Micro、Arduino UNO R2、R3などで使用されているATMega8U2、ATMega16U2、ATmega32U4といったUSB機能内臓のAVRマイクロプロセッサーを使用しています。このUの付いたAVRプロセッサーはLUFA(Lightweight USB Framework Library for the USB AVR Series Microcontrollers)というbootloaderファームウエアを書き換える仕組みを搭載しています。ファームウエアを書き換えることでPC-Arduino間の接続した利用の際に具合の良いUSBデバイスとしてPC側に認識させることが可能です。
USBキーボードやUSBマウス(USB HIDデバイスやUSB MIDIデバイス)として認識させることでフリーソフトや市販ソフトでArduino機器を直接利用することが可能になります。これは便利ですね。たとえばArduinoでMIDIコントローラーを作成し、USB MIDI機器として認識してくれれば市販のDAWソフトからフィジカルコントローラーとして利用できます。
- USB シリアル:
Arduinoとシリアルデータ通信したい場合に使用します。スケッチの書き込みで利用します。
Arduinoをインストールしたディレクトリー下のhardware\arduino\firmwares\atmegaxxu2にあるHEXファイルを同じ手順で書き込みます。 - USB HID:
キーボードやマウスとして認識させることでPCの操作をArduinoから行うことが可能です。
あまりサンプルがないのですが作者のページが参考になります。 - USB MIDI:
MIDI機器として利用できます。プログラマブルなコントローラー、シーケンサーなどができます。もちろん楽器を作るのもよいでしょう。(私は楽器が弾けません)
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://azss.asablo.jp/blog/2014/10/24/7471975/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
最近のコメント