WiFiモジュール(4)2016年10月24日

WiFi Felica リーダー

Felicaカードと言えばSuicaですが、最近は交通系のカードはあまり使用しません。その代わり買い物でnanacoやWAONカードをよく使用しますが、残高不足でレジ前でオタオタすることがままあるので残高チェッカーを作ってみました。キングジムの電子マネービュアー 「RELET(リレット)」CITIZENのpeb TWTC501(歩数計と兼用)と同じようなものです。交通系ICカード専用ですがパスケースが残高を表示してくれるnocolyなどもあります。

Felicaカードリーダーは以前Arduinoクローンで作りましたがあの時はブレッドボードによるプロトタイプで終わってしまいました。今回はWiFiモジュールを使用しますので電源電圧は3.3V(単4電池3本~4本の予定)、表示はグラッフィックス表示の128x64ドットOLEDを使用しています。WiFi接続機能は自宅以外では使えませんが、あると便利かなと思い付けようと思っています。ソフト次第ですから利用方法が思いつたら実装します。
残高照会できるカードは交通系ICカード(Suica、PASMOなど)、nanaco、WAON、楽天Edyカードです。お財布携帯については手持ちがないのでテストしていません。たぶんだめでしょう。

  • ここのサイト記事を参考にさせてもらいました。
  • 128x64ドットOLEDモジュール用ライブラリーはWiFiウエザーステーションと同じライブラリーです。
    使用ライブラリーはesp8266-oled-ssd1306です。
    このライブラリーは0.96インチと1.3インチどちらのOLEDディスプレーにも対応していますので使用するモジュールに合わせて変更します。プログラム内で記述しているイメージデータはXBM形式のイメージです。XBM形式への変換はこのサイトで作成したビットマップ画像をXBM形式イメージデータに変換できます。
  • FelicaカードリーダーのライブラリーはSONYが公開している「Arduino向けRC-S620/S制御ライブラリ」を使用しています。
    Arduino IDEのバージョンが1.0以上の場合は(ほとんどこれに当たります)RCS620S.cpp内の
    #include "WProgram.h"を#include "Arduino.h"に
    修正してからでないとコンパイルエラーが出ます。



使用モジュールはESP8266シリーズをプロセッサーに128x64ドットOLEDディスプレー、SONY製のFelicaカードリーダー(RC-S620S)です。
Felicaカードリーダー(RC-S620S)とのデータ通信はシリアルですのでProgram書き込みモード時には結線をUSBシリアルモジュールに変更しなければなりません。そこでUSBシリアルを接続する8Pコネクターで必要なジャンパーも行えるように工夫しました。また実行させるときはRunモード用を8Pコネクターに接続します。

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