3Dプリンター(17) ― 2016年04月17日
3Dプリントサーバー
3Dプリンター(8)で作成したOctoprintサーバーを多少改造しました。Raspberry Pi B+に2.2インチの液晶ディスプレーを追加し、OSに液晶ディスプレー用のRaspbianを採用し、Octoprintを新たに追加インストールしました。
- Adafruit 2.2" PiTFT OSイメージを使用しますので2.2インチPiTFT用のカーネルになり、うかつにアップグレードできません。
基本OSにRaspbian jessie 8.0
Linux 4.1.14+になります。 - 8GB SDカードにイメージを書き込む
4GBでは入りきりません。 - Raspbianの設定
ネットワーク→WiFi設定、ホスト名の変更、固定IPアドレス
ローカル設定→使用言語、タイムゾーン、キーボード
- 追加ソフトウエア
Octoprint
3Dプリンター(18) ― 2016年04月23日
Tiny OLED full graphics controller
skeleton3D 3DプリンターのグラフィックスコントローラーはMKS Genコントローラーボードとセットで購入したLCD 12864 Smart Display Controllerを使用していたのですが、せっかく小型3Dプリンターに仕上げたのにPrusa i3などと同じLCDではバランスが悪いような気がしていました。
RepRap WiKiを検索していて見つけたDIY Tiny OLED I2C full graphics controllerのほうがよりすっきりするようでした。0.96インチのOLEDディスプレーとMicroSDを使用した超小型コントローラーです。コントロールできる機能や表示情報は今使用しているLCD 12864 Smart Display Controllerと同じですが、大きさは約1/4になります。
それに加えて操作用のロータリーエンコーダーにはSparkfunのRGBイルミネーションロータリーエンコーダーを使用しています。未使用品が部品箱の中にあったので3Dプリンターの状態を色で表示させています。
I2Cインターフェースの0.96インチOLEDはMarlinに定義されていませんのでWiKiスレッドで紹介されているパッチを参考にしてソースを修正します。それに加えてRGB LEDイルミネーション用のコードを多少追加しました。今のところエラー発生で赤、コントロールパネルで青です。印刷時に移動コマンドG0、G1、G2、G3コードを受信するとイルミネーションするようにMarlin Frameworkを修正してみました。
e-Bayを検索すれば同じようなコントローラーが2,000円ちょっとで中国から通販で購入できます。違いはOLEDがSPI接続であることと普通のロータリーエンコーダーだということくらいです。
MicroSDカードは3.3V動作ですので3.3Vレギュレーターとロジックレベル変換回路が必要です。WiKiスレッドではSD Card Moduleを使用しています。このモジュールを使用すれば5V電源で使用することができます。やはりe-Bayを検索するといろいろとヒットします。AU$1ですから100円しません。結局作成するのはロータリーエンコーダー周りと各モジュールを接続する基板ということになります。
コントローラーケースもThingiverseに登録されています。サイズは62x48x25mmと大変小型です。あとはskeleton3Dに取り付けるステーを作成して完成になります。
完成してskeleton3Dに取り付けました。LCD 12864 Smart Display Controllerを使用していた時の写真と比べると大変にすっきりとしました。
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